一番よかったところは、とことん裏切り続けヒールに徹したネズミが、最後の最後でセンターに
「ホント、嫌いなんすよ。こういう仲間意識。」と憎まれ口をたたきながらも
「まっしょうがないっす。マブダチのためなら。」といって助けにまわるシーン。
ちょっと安心し、感動しました。ここでも裏切るのだとしたら、もうどうしようかと思いました。
でも、正統派アイドルの代表格とも言えるまゆゆさんを、あそこまで徹底的にヒールに描いたスタッフさんはある意味すごいなぁと思いました。
あと、「トリゴヤって積極的に喧嘩に参加するようになったんだ」とか「覚醒しなくてもいつでも『見える』ようになったんだ」とか「チームフォンデュのフォーメーションは少しは役に立んだ」とか細かい気付きもありました。なちゅが大量の手羽先を担いで登場してたシーンは懐かしさを感じました。
それから正直、最終回は腑に落ちない点が多数ありました。
特に前田とシブヤがやりあうシーン。
前田「待たせたな。」
シブヤ「お前はバカか?マッポが張り込むなか。」
前田、警察に礼をする
シブヤ「捕まるつもりで来たんだな。」
前田「罪は償わなくちゃいけねえさ。」
シブヤ「そこまでして…。そこまでしてお前をマジにさせるものはなんだ?」 前田「私もそれが知りたかった。ようやくわかったよ。」
シブヤ「教えてくれないか?」
前田「断る。人はそれぞれ答えが違うからな。」
前田「私はなんのために生まれてきたのか?生きるってことは、その答えを探すことだ。」
シブヤ「前田。」
前田「じゃあ、始めようか。」
卒業生ヤジ「シブヤ!何してる!前田をぶっ潰せ!」
シブヤ涙を一滴流す
シブヤ「私の答えは…前田を倒すことだと思っていた。」
前田「シブヤ…。」
シブヤ「勝てねえよ、お前には…。」
前田が、マジ女の校章をシブヤにそっと手渡す
前田「私はしばらく休学だ。」
2人が拳を合わせ(20秒ほど)
前田が主要メンバーと言葉を交わしながら去る
シブヤ「前田!」
2人うなずき、前田が去る
抗争終了
シブヤが「勝てねぇ」と思った理由がわかりませんでした。
百歩譲ってシブヤが戦闘意欲をなくしたのだとしても、抗争全体が終了する意味が全くわかりません。何のために集合したのでしょうか?そもそも対立していたのでしょうか?…。
マジすか学園2は、私に疑問と不満を残し終了しました。たくさんのメンバーを出そうとするあまり、収拾がつかなくなってしまったのかもしれません。特に最終回は「やっつけ感」を強く感じました。全体的にはマジすか1のほうがストーリーがしっかりしていてわかりやすくてよかったです。
前田が去るシーンの中で
センター「前田。まだ私とのタイマンは終わっちゃいねえぞ。」
ネズミ「こんな去り方。かっこよすぎて苦手っす。」
前田「てっぺんはお前たちだ」
こんなやり取りがあったので、もしかしたらマジすか3ではセンターとネズミが部長・副部長となるのかもしれません。
マジすか3に期待します。(もしあれば)
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