家に帰ると少し衝撃的な光景が広がっていました。散乱した本や資料や荷物。散らかるラスカル。脱ぎ捨てられたスーツ(←帰った後自分でやった)。また、トイレはタンクの水が飛びちり水浸しになっていました。とても重たいスチール棚が動いていたり、PCの液晶ディスプレイがおちそうなところまで移動していたり、小型PCが落下していたり。想像を超えた状況になっていました。
…といってもそれほどひどくもなく、1時間程度で片付きました。いつものポジションから姿を消していたラスカルが1匹いて、どこに行ったのか探していたら後ろ側に落ちていました。どうやったら、そこに落下するのかは不明。
地震で本棚が倒れる経験をしたことがあったため、本棚には転倒防止用の突っ張り棒を設置していました。おかげで、本棚の転倒は防げたのですが、横積みにしていたものや本の前においておいたものは軒並みおちていて、本棚がきれいな状態になっていました。学んだことは、平らで安定している場所においてあるものでも、目安として指一本で軽く動かせる状態のものは簡単に落下する可能性が十分にあるということ。棚をきれいにしようとか、モノを減らそうとか、棚全体の重さを軽くしようとかいろいろ考えました。
家に帰ってから余震は何度もありましたが、12日の04時がけっこう怖かったです。テレビをつけっぱなしで寝てしまったのですが、04時頃に揺れを感じて目を覚ましました。そしてテレビでは震源地は長野との報道。誤報だと思いました。しかしそうではないことがわかり恐ろしくなりました。ゆがみが全国に広まりより大きな別の地震を誘発するのではいかと。東京で新に大きな地震が誘発されるのではないかと。しかし(長野でもそれなりに大きな被害があったようなのでこんなことを書くのもなんなのですが)私の頭の中の予想は外れたようで良かったです。
13(日)が3月のセゾンカード感謝デーのうちの1日に設定されており、ラスカルのキャッシュカード(セゾンカード)を持っていると西友での買い物が5%になるので西友に出かけたところ、商品の少なさに驚きました。弁当や飲み物はほとんどなし。店員に聞いてみると、地震の影響で商品が届かないとのことでした。
買いたいものがないので仕方がないので別の店に行くことにしました。ご飯は吉野家でいいやと思ってしょうが焼き定食を頼むと、今は仕入れが止まっていて野菜系はダメでしょうが焼きは出せないとのこと。だったらメニューにそう書いておけよと心の中で思い、別のモノを注文しました。(入り口には張り紙がありました)
そのあと、ピカソ(≒ドンキ)に立ち寄ると、米袋などを抱えた人などがこのお店にしては見たことのない行列をなしていました。モノによって品薄感はありましたが、西友よりはだいぶいい感じでした。今後を見通しての買いだめをしていたようです。そんなに並ぶのはばかばかしいので他の店へ。そのお店でも品薄感はありましたが、私の書いたい物はまぁまぁあったのでここで買い物をしました。帰り際に聞いてみるとやはり配送が止まっているとのことでした。それ以外でも閉まっているお店も少なからずあり、地震の影響が出ていることに少し驚きました。
今までは、世界的な食糧不足になっても(多少高くなるのだとしても)金さえ出せば食べ物に困ることはないと思っていたのですが、そうでもない場合もあることがよくわかりました。 |
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