地震から3週間がたちました。いまさらですがおさらい。 最初の地震の日本全体の震度。日本全体が揺れたんですね。すごい。 余震の範囲。広いですね。少なくとも岩手・福島・茨城・千葉の地震はすべて同一の原因だということがはっきり分かります。新潟・長野・静岡での地震もこの北米プレート自体がずれて誘発されたのかもしれませんね。気象庁は12日に「関連性はよく分からない」というコメントを発表していますが。(このときはまだマグニチュードは8.8だったのですね) 12日の気象庁のコメント「関連性はよく分からない。太平洋沖地震はプレート境界で発生する地震だが、今回は陸のプレートの地殻内で発生するものでタイプは違っている。ただ、太平洋沖地震はM8.8という非常に大きな地震だったので、それによって、これまで受けていた地盤がかなり変化している可能性があり、地震の発生につながった可能性もある」 原発については、いつ問題が収束するのか見通しが立たない状態です。最初の頃は「スリーマイルより悪くなることはない」「水素爆発だけだから大丈夫」「海水をぶち込んだからもう大丈夫」「電源ケーブル引いたからもう大丈夫」などと、楽観的で断片的な情報を垂れ流す「専門家」がテレビで頻繁にコメントしていました。 しかし、実際には非常に厳しい状況が続いています。何とか通常の状態に戻そうと必死になった結果、状況が悪化しまた長期化しているようにも見えます。 スリーマイルは1週間、チェルノブイリでも10日程度で収束したそうです。今回の事故では対策を誤ったのではないか、チェルノブイリのようにコンクリートで固めてしまった方がよかったのではないかと疑いたくなります。 テレビ業界では地震後2週間くらいは企業CMが劇的に自粛され、空き枠に自動的に割り振られるACのCMばかりが流れる異常状態が続きました。その結果「ACがCM買い占めてる」といううわさが流れてACに苦情が殺到したそうです。とばっちり。かわいそうに。今では多くの企業で自粛が解除されましたが、まだACのCMが時々流れるので気になります。 電車のダイヤは、地震直後は強い間引き運転が行なわれており、私の利用する線もとても混んでいました。他は節電してもいいけど公共交通機関は何とかしてほしいと思っていたのですが、割とすぐに復旧し、今では平常どおりもしくは緩やかな間引き運転という程度に落ち着きました。 物流は復調の兆しはあるもののスーパーの棚はスカスカの状態が続いています。個人的には物流は1~2週間も経てば元通りになると思っていたので、これは予想外でした。西友ではデザート棚がほぼ空です。材料物資が不足しているとか買占めとかではないと思うので、工場が止まっているのかもしれません。 ペットボトル飲料については、キャップ工場が被災し生産が滞っている為に、品薄感を引き起こしているそうです。もちろん水道水の放射能騒ぎによる買占めも大きく影響していると思いますが。 物流が復旧する日はいつ来るのでしょうか。 原発が一段落する日はいつ来るのでしょうか。 被災地が復旧する日はいつ来るのでしょうか。 どれも早く復旧してほしいです。 |
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