クライミングのグレード

日本では、フリークライミングの難易度を「5.9」「5.10b」などのようにあらわします(ボルダリングは級が使用される)。「5」はフリークライミングを表す値で、「5」以外は以下のように設定されています。

Class1:ハイキング。
Class2:時々手を使った簡単な登りがある。
Class3:ロープを使って簡単な登りがある。
Class4:簡単なクライミング。たまに危険な場所があり。しばしばロープが使用する。
Class5:いわゆるロッククライミング。ロープを使用する。

これは「デシマル・グレード」「Yosemite Decimal System」と呼ばれる、アメリカのグレードシステムになります。5.0からスタートし、数字が大きくなるほど難易度が高くなり、5.10から「5.10a」「5.10b」「5.10c」「5.10d」とアルファベットでさらに4段階に分けられます。

私は5.5以下は見たことがありません。5.6-5.8くらいが始めてやる人用、5.9-5.10bが初心者用、といった感じになります。しかし、同じグレードが設定されていても、壁によって大きく難易度が異なることがあるので注意が必要です。

参考