TVネタメモ‎ > ‎

自分の手で殺すのが相手への敬意だ



自分の手で殺すのが相手への敬意だ
銃にはそれが無い

映画「ハンテッド」のなかで、戦争の後遺症で殺戮者となったハラムが、ハンターを装った殺人チームと対峙する際のセリフ。

この言葉には共感できました。同じ殺すのなら「できるだけ気軽に・簡単に、自分の手を汚さず」と考える人が非常に多いようですが、命に対する敬意が足りていないのではないかと感じます。


…学生時代にマウスの解剖の授業がありました。
マウスを殺す方法として与えられた選択肢は2つ。
  • ガス(←何だか忘れた)による窒息死
  • 頚椎脱臼法
言い換えればこうなります。
  • 触らずに手軽に殺せる方法
  • 自分の手で殺す方法
私は頚椎脱臼法を選択しました。このとき私は漠然とですがハラムと同じことを考えていました。「罪悪感の生まれない殺し方は人間性が低い」と思ったのです。

しかし50人近い私以外の学生は全員、「ガスによる窒息死」を選択しました。そのような経験から私のような考えは一般的では無いんだなぁと思っていたのですが、ハラムのセリフを聞いて共感してしまいました。